日本大学高等学校(日本大学高等学校・中学校)の内部進学 — 基礎学の順位で決まる学部と、外部受験という選び方
日本大学高等学校(日本大学高等学校・中学校)は、神奈川県横浜市港北区にある日本大学の付属校です。通称「日大日吉」として知られ、日本大学へ内部進学する道と、GMARCH・早慶や国公立・医学部などへ外部受験する道の両方に力を入れている付属校です。内部進学では、日大付属校に共通する**「基礎学力到達度テスト(基礎学)」の順位**が学部の判定に使われます。ここでは、内部進学の仕組みと、外部受験も含めた進路の考え方を、付属校の内部進学に詳しい先生の視点で整理します。
- 所在地
- 神奈川県横浜市港北区(共学)
- 系列大学
- 日本大学(付属校)
- 学部の決まり方
- 基礎学の全国順位
- 進路の傾向
- 日大へ約半数/外部受験も多い
- この記事でわかること
- 基礎学で内部進学が決まる流れ/学部の割り当てられ方/内部進学と外部受験の選び方/学年別にやるべきこと
日大日吉は「内部進学」と「外部受験」の両方に強い
まず押さえておきたいのは、日本大学高等学校は「全員が日本大学に上がる」タイプの付属校ではないということです。卒業生の進路は年によって変動しますが、例年、日本大学へ内部進学するのが半数程度、残りは他大学への外部受験を選びます(2025年卒は日大進学が約51%)。他大学の合格実績にはGMARCH・早慶や国公立、医学部も含まれ、進学校寄りの付属校という性格を持っています。
つまり、入学した時点で進路が一本に決まるわけではありません。「日本大学への内部進学」と「外部の大学を受ける」という二つの道があり、学年が上がるなかで自分に合った方を選んでいく学校です。どちらを軸にするかで、高1・高2からの勉強の組み立て方は変わってきます。
内部進学と外部受験の割合、合格実績は年度によって変動します。ここで挙げた数字はあくまで傾向で、断定はできません。在学年度の進路資料で最新の状況を確認してください。面談では現在の状況に合わせて具体化します。
日本大学への内部進学の仕組み
日本大学への内部進学を選ぶ場合、その中心になるのが日大付属校に共通する**「基礎学力到達度テスト」**です。全国の日大付属生(およそ1万人規模)が一斉に受け、その成績(付属生内での相対順位)が、日本大学の各学部への推薦判定に使われます。
一般の高校で使われる「校内の評定順」とは別枠で、付属校全体という広い母集団の中での立ち位置が問われるのが特徴です。基礎学そのものの仕組みは、大学別のまとめ記事「日本大学 基礎学力到達度テスト(基礎学)とは」で詳しく解説しています。
内部進学の方式は基礎学の順位による「基礎学力選抜方式」が中心ですが、校内成績・内申を重視する「付属特別選抜方式」や、国公立大学と併願できる方式もあります。どの方式を使うかで見るべき指標が変わるため、早めに把握しておくと動きやすくなります。
- STEP 1高2・高3で基礎学を受ける
高2の4月、高3の4月・9月の成績が判定の対象になります(対象回・配点は年度で変わります)。
- STEP 2付属生内での全国順位が出る
この順位が基礎学力選抜方式の判定の中心になります。校内順位ではありません。
- STEP 3順位に応じて学部が割り当てられる
医・歯・薬など人気学部ほど、より上位の順位が必要になります。
学部の決まり方
基礎学の成績は、全国の付属生の中での相対順位・偏差値として扱われ、その立ち位置に応じて進める学部が変わります。日大日吉から内部進学する際に関わる主な要素は次のとおりです。
- 判定は全国の付属生内での相対順位(校内順位ではない)
- 高3だけでなく、高2からの複数回の結果が関わる(対象回は年度で異なる)
- 文系・理系で受験科目の構成が変わる
- 医・歯・薬などは求められる順位が高い
基礎学の実施回・配点・内部進学への反映方法は、年度によって運用が見直されます。具体的な基準や合格ラインは断定せず、必ず在学年度の案内で最新の内容を確認してください。面談では現在の状況に合わせて具体化します。
内部進学か、外部受験か — 選び方の考え方
日大日吉の場合、悩ましいのは「内部進学を軸にするか、外部受験を軸にするか」の判断です。両方に手を広げすぎると、どちらも中途半端になりかねません。目安として、次のような整理が役立ちます。
| 観点 | 内部進学(基礎学)を軸に | 外部受験を軸に |
|---|---|---|
| 主な指標 | 基礎学の付属生内順位 | 一般模試の偏差値・志望校の傾向 |
| 対策の方向 | 基礎学の傾向に合わせる | 志望大学の入試傾向に合わせる |
| 向いている人 | 日大の学部で学びたい志望が明確 | 日大以外に強い志望がある |
大事なのは、どちらを軸にするかを早めに決め、それに合わせて勉強を組むことです。基礎学と一般入試は母集団も出題傾向も異なるため、対策の中身が変わります。「なんとなく両にらみ」のまま高3を迎えると、内部進学の順位も外部受験の学力も伸び切らない、という事態が起こりがちです。
内部進学を軸にするなら、基礎学は範囲と出題形式に独自のクセがあります。基礎学の傾向に合わせた対策を高1・高2から積み上げることが順位を左右します。外部受験を軸にするなら、志望校の傾向に沿った学習が要ります。どちらにせよ、早めに方向を決めるほど有利です。
【内部進学に詳しい先生から】日大日吉の進路をどう組み立てるか
日大日吉でつまずく典型は、「付属だから内部進学で安心」と対策を後回しにして高3の基礎学で順位が伸びず希望学部に届かないパターンと、逆に「外部も受けたい」と欲張って両方が中途半端になるパターンです。どちらを軸にするかを早めに決め、それに合わせて高1から積み上げれば、選べる進路の幅は大きく変わります。フゾカテの先生は、内部進学の仕組みと外部受験の両方を踏まえて、お子さんに合った進路の組み立てと学習設計をお手伝いします。
日大日吉生のための対策プラン
まずは基礎を固める。内部進学・外部受験どちらにも効く土台をつくり、方向を考え始めます。
内部進学か外部受験かの軸を固め、文系・理系の選択と必要科目を強化。基礎学の傾向にも慣れておきます。
内部進学なら志望学部に必要な順位を逆算、外部受験なら志望校の傾向に合わせて仕上げます。
対策は早いほど有利です。高3から慌てて始めるより、高1からの積み上げが進路の選択肢を広げます。
よくある質問
Q. 日大日吉は全員が日本大学に上がるのですか。
いいえ。内部進学するのは例年半数程度で、残りはGMARCH・早慶や国公立、医学部などへの外部受験を選びます。割合は年度で変動するため、在学年度の進路資料で確認してください。
Q. 基礎学の成績が悪いと日本大学に進学できませんか。
内部進学自体の可否と、希望する学部に進めるかは別です。順位が上のほど選べる学部の幅が広がります。詳細は在学校の案内で確認してください。
Q. 内部進学と外部受験、どちらを目指すか迷っています。
志望や現在の学力によります。付属校の内部進学に詳しい先生が現状をうかがい、どちらを軸にするかの整理と、それに合わせた学習設計を一緒に考えます。まずは無料の勉強相談でご相談ください。
日本大学高等学校の内部進学・進路対策を相談する
日大日吉は、日本大学への内部進学と外部受験の両方に道がある付属校です。内部進学なら基礎学の順位で進める学部が決まり、外部受験なら志望校に合わせた対策が要ります。付属校の仕組みに詳しい先生が、お子さんの学年・志望・基礎学の成績をうかがって、いま何をすべきかを整理します。まずは無料の勉強相談から、LINEで学校名・学年・気になっていることをお送りください。