学習院高等科の内部進学 — 推薦の決まり方・評定と実力試験・外部受験との両立
学習院高等科は、東京都豊島区目白にある学習院大学の付属校(男子校)です。卒業生の半数程度が推薦で学習院大学へ内部進学する一方、東大などの国公立や早慶といった難関私大へ外部受験で進む生徒も多く、進路は二経路に分かれます。内部進学の推薦は在学中の成績と3年次の実力試験で決まるため、仕組みを早めに知っておくことが要点です。母校出身の先生の視点で整理します。
- 所在地
- 東京都豊島区目白(男子校)
- 系列大学
- 学習院大学(付属校)
- 推薦の決まり方
- 評定+3年次の実力試験を総合審議
- 特徴
- 内部進学と外部受験の二経路型
- この記事でわかること
- 内部進学の流れ/推薦の決まり方(評定と実力試験)/外部受験との両立の考え方/学年別にやるべきこと
学習院高等科から学習院大学への内部進学の仕組み
学習院高等科は学習院大学の付属校で、所定の基準を満たした生徒が推薦で学習院大学の各学部へ進学できます。ただし全員が上がるわけではなく、内部進学するのは卒業生の半数程度です。残りは学習院大学以外の大学を外部受験で目指します。「上に上がる道」と「外に出る道」の二経路があるのが、学習院高等科の進路の実像です。
内部進学の推薦は、単純な希望順ではありません。在学中の学業成績(評定)に加え、3年次に行われる学習院独自の実力試験、指定科目の成績、出席・操行などを総合審議して決まります。日大付属の基礎学力到達度テストや東海大型の付属推薦とは異なり、校内の成績と校内で行う試験をベースにした方式です。
- STEP 1在学中の評定を積み上げる
学業成績は各学年の積み重ね。平均点などの基準があり、早い学年からの安定が土台になります。
- STEP 23年次の実力試験を受ける
3年次の9月・1月に学習院独自の実力試験があり、2回の合算成績が推薦の判断材料になります。
- STEP 3総合審議で推薦が決まる
評定・実力試験・指定科目成績・出席・操行を合わせて審議し、各学部への推薦が決定します。
内部進学の基準(評定・実力試験・総合審議)
学部推薦の土台になるのは、在学中を通した評定と、3年次の実力試験の成績です。片方だけ良くても足りず、両方を揃える必要があります。学習院高等科で見られる主な要素は次のとおりです。
- 在学中を通した評定(平均点などの基準があり、早い学年からの積み上げが効く)
- 3年次9月・1月に行う実力試験(2回の合算で一定点以上が必要)
- 各学部・学科が定める指定科目の成績
- 出席・操行を含めた総合審議
評定の平均点や実力試験の合算基準、学部ごとの必要成績などは年度によって運用が見直されます。合格ラインの具体的な数値は断定せず、必ず在学年度の要項で最新の数値を確認してください。面談では現在の状況に合わせて具体化します。
学習院高等科で内部進学の推薦を取りこぼしやすいポイントを整理します。
| つまずきポイント | 起きやすいこと | 対策の方向 |
|---|---|---|
| 評定と実力試験のどちらかに偏る | 片方が基準に届かず総合審議で不利 | 日々の評定と実力試験を両輪で意識する |
| 苦手教科を放置する | 1科目の低評定が全体基準を割る | 苦手を早期に底上げしてムラを消す |
| 3年次に外部受験と迷い始める | 対策が分散して両方とも中途半端 | 早めに方針を決めて配分を設計する |
実力試験と定期テストの傾向と対策
学習院高等科の内部進学では、日々の定期テストで作る評定と、3年次の実力試験の両方が問われます。定期テストの取りこぼしは評定を直接下げ、実力試験の準備不足は合算点に響くため、どちらか一方に偏った勉強では推薦の基準を安定して満たしにくくなります。
定期テストは科目ごとに担当の先生の出題傾向があり、実力試験は範囲が広く定期テストとは性質が違います。評定を安定させながら実力試験の土台も早めに作ることが、総合審議で不利にならないための要点です。
(※使用教材・科目別の出題傾向や実力試験の範囲は、学年・年度で変わるため、面談時に現在の状況をうかがって具体化します。)
【母校の先輩から】学習院高等科の進路をどう見極めるか
学習院高等科でつまずく典型は、「内部でも外部でもいい」と方針を決めきれないまま、評定も実力試験も外部受験対策も中途半端になるパターンです。内部進学を軸にするなら評定と実力試験を両輪で固める、外部受験に挑むなら早めに配分を切り替える、といった見極めが進路を左右します。フゾカテの先生は母校を実際に通り抜けているため、内部進学と外部受験のどちらでどこが差になるかを当事者の感覚で共有できます。二経路のどちらを選ぶにせよ、判断は早いほど有利です。
学習院高等科生のための対策プラン
評定を安定させる土台づくり。苦手教科を早期に見つけて底上げし、評定のムラをなくします。内部・外部のどちらにも効く基礎固めの時期です。
内部進学を軸にするか外部受験も視野に入れるか、方針の輪郭を固めます。評定を崩さないことが、どちらの道でも前提になります。
内部なら9月・1月の実力試験と指定科目に照準を合わせ、外部なら受験科目に配分を寄せます。方針に沿って落とせない科目を明確化します。
進路の方針に迷いがある場合ほど、早い段階での整理が効きます。
よくある質問
Q. 学習院高等科に入れば学習院大学には必ず進学できますか。
全員ではありません。内部進学するのは卒業生の半数程度で、評定・3年次の実力試験・指定科目成績・出席や操行を総合審議して推薦が決まります。残りは外部受験で他大学を目指します。
Q. 内部進学と外部受験はどう選べばよいですか。
学習院大学の学部を志望するかどうか、他大学で学びたい分野があるかどうかで変わります。方針が定まらないまま両方の対策を薄く続けると不利になりやすいため、早めの整理が有効です。面談では学年と現状に合わせて一緒に考えます。
Q. 実力試験の基準はどれくらいですか。
3年次9月・1月の2回を合算して一定点以上が必要ですが、具体的な基準は年度で変わります。断定せず、在学年度の要項で最新の数値を必ず確認してください。
Q. 成績が下がってしまいました。今からでも間に合いますか。
学年と現在の状況によります。母校を通り抜けた先生が現状をうかがい、どの科目から立て直すかを一緒に整理します。まずは無料の勉強相談でご相談ください。
学習院高等科の内部進学・進路対策を相談する
学習院高等科は「内部進学か外部受験か」を見極めながら、どちらでも通用する評定を守ることが要点です。母校出身の先生が、お子さんの学年・成績・気になっている科目や進路の迷いをうかがって、いま何をすべきかを整理します。まずは無料の勉強相談から、LINEで学校名・学年・気になっていることをお送りください。